風の海 迷宮の岸を読んで
★★☆ 2.5pt
あらすじ
幼(いとけな)き麒麟に決断の瞬間が訪れる──神獣である麒麟が王を選び玉座に据える十二国。その一つ戴国(たいこく)麒麟の泰麒(たいき)は、天地を揺るがす<蝕(しょく)>で蓬莱(ほうらい)(日本)に流され、人の子として育った。十年の時を経て故国(くに)へと戻されたが、麒麟の役割を理解できずにいた。我こそはと名乗りを挙げる者たちを前に、この国の命運を担うべき「王」を選ぶことはできるのだろうか。(amazonより)
魔性の子ででてきた,高里くんが小さきときに異世界にとばされたときのお話。
魔性の子のときには怖かった,妖魔や女怪が,すごくすごく暖かくて,魔性の子でおこってしまったことが,とても切なく感じた。
そして,幼い高里くんが悩みながらも,立派な麒麟になるのは泣けた。これが母性か…。
しかしなぜ,立派な麒麟になったはずの高里くんは,日本に帰ることになったのだろうか。
風の海迷宮の岸―十二国記 (新潮文庫 お 37-54 十二国記)
- 作者: 小野不由美,山田章博
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 文庫
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