魚住くんシリーズ(3)メッセージをよんで
榎田ユウリ ★★☆ 2.5pt
あらすじ
恋を覚えたばかりの美青年・魚住真澄は、クリスマス間近、病院でさちのという少女に出会う。重い病を抱え、耐えるように生きる彼女に、魚住は「おれのお母さんになって」と告げる。困惑しつつも、次第に魚住と打ち解けていくさちの。遊園地に行きたい彼女のため、魚住は久留米も誘って、煌めくような冬の一日を過ごすが…。魚住が初めて知る、胸が苦しくなるような幸福の時間。そして…。(Amazonより)
1,2も読んだけど,3からしか記録していないので3から。
もう魚住くんと久留米の甘酸っぱい感じ,たまりませんね。BLはえっちな描写がない方がいいと思う。そんな気がない人たち(いわゆるノンケさん)がなんだか惹かれ合うのがたまらん(じゅるり)。
そして今回の話の軸になるのがさちのと魚住の話。魚住はさちのの中にある孤独にふれて,親近感をいだく。あまり,人になつかない魚住くんがさちのに心をゆるしてなつくのが可愛かった(魚住くんは猫みたい,久留米は犬みたい)。
ただ,さちのちゃんは死ぬ必要なかったような。